夢は夜ひらく / オトナの夜のビッグバンドブルース 第3夜 | comino Records
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夢は夜ひらく / オトナの夜のビッグバンドブルース 第3夜

本日は待望のカンザスシティバンド 『オトナの夜のビッグバンドブルース 第3夜』 であります。 平日にも関わらず、昨日に引き続き2日連続のライブ観戦ですが、なにか?(汗)
会場はいつのも通り、渋谷円山町 7th FLOOR。 『オトナの夜のビッグバンドブルース』 名義では今年の1月に引き続き3回目の公演。 前回は日曜日だったとこともあり、まさかの11名体制での観戦でしたが、今回はお盆休み前の平日。 仕事の都合で断念したメンバーもおり、5人体制での観戦となりました(ま、これでも十分多いとは思うけど…)。 メンバーは、しゃーちゃん、POCO ちゃん、昨日ペントハウスでご一緒したジャズヴォーカリストのアヤちゃん、そしてウチのカミさんとワタクシであります。 POCO ちゃんは仕事の関係から時間ギリギリでの観戦。 アヤちゃんとは現地で待ち合わせ。 そんなワケで、しゃーちゃんと私たち夫婦は例によって 『鳥竹』 にて待ち合わせし “気付け” を投与してからの観戦となりました。
程良い時間までの呑み食いしいい心持ちで円山町まで移動。 20分前には到着しましたが、そこそこ列が出来ておりました。 アヤちゃんとも無事遭遇。 昨日のペントハウスのハナシなんかをしていると、カンザスシティバンド観戦ではおなじみのメンバー、mikiちゃん、maroちゃん、リコッタちゃん達とも遭遇。 これも楽しみの一つなんですよね。
程なく開場。 前回と同じ位置に座席を確保することが出来ました。 仕事で遅れていた POCO ちゃんも無事到着。 いつもの雄叫びメンバーが揃いました(今回は boogie66 ちゃんが参戦できなかったのが残念だったけど)。 あーだこーだと盛り上がっているウチに第1部のスタートであります。
暗転後メンバーの入場が完了すると、まずは河野くんのギターをバックに 『夢は夜ひらく』 からスタート。 ザスくんのカウントインから昭和なキャバレーサウンドが会場を包み込む。 ただ、導入部の卓ちゃんのトランペットソロが若干カミ気味だったのが少々残念であった。 気の利いた替え歌で会場は一気に盛り上がる。 おきまりのエンディングアレンジに続いては 『低気圧ガール』 を演奏。 “つかみ” は完璧である。
間髪入れずにザスくんのカウントインから 『Midnight Lonesome Blues』 を演奏。 河野くんの泣きのギターソロがいい感じだ。
さてここからは最初のMCタイム。 ご挨拶の後、メンバー紹介。 今回はピアニストとして日ノ下さんが参加である。 今年上半期の報告(お馬さん)に続いて 『緋牡丹おばあちゃん』 を演奏。 日ノ下さんのピアノ、卓ちゃんのトランペット、長島さんのバリトン、久保田さんのトロンボーンソロと続く楽しい曲だ。
続いて 『今は逢えないけど』 を披露。 中盤の菅野さんのミュートトランペット、河野くんの泣きのギターソロがひかるミディアムテンポのオリジナルナンバーだ。 卓ちゃんのソロに続いてかぶってくるホーンアレンジが渋い筆者お気に入りのブルースナンバーでもある。
しっとりとしたエンディングに続いては 『Hard Working Woman』 を演奏。 雄叫び女子 POCO ちゃんのテンションも最高潮である。 この曲ではメンバー全員のソロ回しも楽しい。
続く 『新しい靴はいて』を演奏し、第1部の終了である。 第1夜で少々音量が小さく残念だった 『11PMのジングル』も、今回はバランス良く流れたのが良かった(我ながら細かい(汗))。
さて幕間には常連さんと歓談を楽しんだり、アルコールの補充をしたりで、あっという間に過ぎてしまう。 今回、maro ちゃんのご協力により “雑音” の少ないステージ真ん前の席に設置した R-09 の電源を入れたところで暗転。 第2部のスタートである。
軽い MC に続いて、オリジナルラテンナンバー 『Moca Runo』 (儲かるの?) を演奏。 第2夜における “とんちピクルス” さんとの伝説の共演 『濡れマンボ』 を彷彿とさせる選曲である。 筆者も思わず 「アーーー、ウッ!」 で応戦だ(筆者、ペレス・プラード大好きなんである)。
続いては、待ってました 『円山町ブルース』 である。 リハーサル後に行ったといううどん屋に置いてあった “求人誌” 『モモコ』 をネタにひとしきり盛り上がる。 一気にディープな世界に引き込まれるワケである。 間髪入れずにダンサブルなナンバー 『惚れた男のブルース』 を演奏。
月一回、卓ちゃんが出演している TBS ラジオの番組『荒川強啓 デイ・キャッチ!』(…の『メキキの聞き耳』というコーナー)。 今回のライブでは荒川強啓さんご本人も応援に駆け付けてくれたそうである。 TSB ラジオといえば永六輔さん…とくればこのナンバー 『黄昏のビギン』 である(ちょっと強引だけど(汗))。 イントロ部でざわめく会場。 やはり名曲は時代を超えるわけである。 日ノ下さんのピアノソロ、久保田さんのプランジャーミュートを生かしたトロンボーンソロ、そして JAZZY 金井さんのアルトソロにつながる。 すでに筆者には聞き慣れたアレンジなのだが、何回聴いても琴線に触れてくるアレンジだ。
昭和歌謡のマニアックな MC に続いて、やはりこの曲 『追憶の解体現場〜Back Stage Blues』 である。 続いて 『ラッキー・オールド・サン〜誰も知らない我が悩み』 を演奏。 さて、ここからは終盤である。
まずはアップテンポで前向きなナンバー 『励まし系俺式』 を演奏。
続いても前向き系の昭和歌謡なオリジナルナンバー 『風は向かい風』 を演奏。 少々時期外れな曲だが違和感はあまりない。
さて今日はバンマス卓ちゃんの誕生日。 開場全員で歌うハッピーバースデーに照れ照れの卓ちゃんではあったが、お馬さんネタの MC に続いて、エンディング曲 『ちょっとそこ行くレディ』 を演奏。 思い出してみると、この展開は第2夜でのオープニングの洒落と同じである。
当然のことながらアンコール。 まずは 『東京ブルース』 から。 昭和歌謡の神髄…というより、すでに「カラオケか?」の状態である(笑)。 でもやっぱり沁みますなぁ。 間髪入れずに『どうしてこんな』を演奏。
そしてこの曲を演奏しないとライブは終われない。 終演挨拶と改めてのメンバー紹介に続き 『オトナの夜のビッグバンドブルース』 のテーマソングといえるこの曲 『ナナカイのブルース』 を演奏。
今回で第3夜。 リピーターも含めて今回も満員御礼であった。 今回はゲストも無し。 もうここまで定着すればホンモノである。 いつもの通り最高潮で終演を迎えた “オトナのライブ” は今回も大成功であった。
ってなワケで今回も楽しかった〜。 雄叫んだ〜。 でも今日は平日、明日はフツーに出勤日。 本当は「もう飲みに行くしかないね」 って雰囲気なんだけど、ここはやはりオトナの判断でキチンと帰路に着くワタクシたちでありました。
次の KC10 は10月23日の『阿佐ヶ谷ジャズストリート』。 お! 土曜日じゃん!(笑)
Posted: 09/14/2010
Last updated: 09/29/2010