13インチバスドラムの製作(3) | comino Records
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13インチバスドラムの製作(3)

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今日はひょんなコトで仕事がお休み。 ここんところ週末はライブで埋まっていたので、久しぶりにバスドラムの製作を再開することにしますた。 気が付けば1ヶ月近くも放置状態だったのね。 そんなワケで、今日はウッドフープをある程度カタチにしようと思います。
んで、工程を思い出すと …… あ、例のゾラコート剥がしが残っていたんだっけ。
実は番手の粗いヤスリを補充してあったので、今回は割合スムーズ。 導管に沿ってヤスリがけをすれば案外カンタンに剥がせました(コレって基本中の基本?)。 前回終わったと思っていた方のフープも案外ゾラコートが残っていたので改めて調整しました。
せっかくだから、メンドウな「剥がし系」の作業は一気にやっつけちゃおうってコトで、カバリング接着剤の剥がし作業に着手。 まだ結構ベトベトしとります。
まずはスクレーパーで剥がし作業。 やっぱり両面テープみたいな感じ。 でも、なかなか一気に剥がれなくていつまでたってもベトベト状態。
コレ以上スクレーパーで作業すると材に傷をつけそうな感じだったので、ガムテープ作戦に変更。 ガムテープの粘着力で、だいぶベトベトが除去出来ました。
最終的にアルコールで拭き取り。 この作業は、ほんとに最後の最後にしないと、接着剤を伸ばすだけで返ってメンドウになるからね。
そんなワケで、こんな感じ。 若干痕は残っているけど、塗装すれば問題ないレベルと思われます。 触った感じはスベスベ。 にしても結構タイヘンだった。 カバリングが端っこだけで接着されているタイプで良かった。
で、ウッドフープとシェルを合わせてみると……、って思ってたより大きさ違いすぎねーか? (^^ゞ
シェルは 13 インチ。 ウッドフープ(にしようと思っている元シェル)は 16 インチだもんね。 ちょっとムリがありそうな悪寒。。
さて、もともと装着されていたメタルフープとクリアヘッドを装着することこんな感じ(メタルフープはあえて逆に載せてある)。 このメタルフープと同じ内径にする必要があるワケですね。
というワケで、このメタルフープの内径にピッタリの丸板を作りました。 ええ、実はこの前ホムセンに行く用事があったので、ついでに加工してもらったんですよね。 トリマーとか持ってれば円のカットとか出来るんだろうけど、さすがにこのために購入する気にはなれない。 地元のホムセン(ドイト)だと、この程度の円の切り出しなら200円くらいでカットしてくれるんですよ。 だったらコレを利用する方が安上がりでしょう。 ズルじゃないよね?(って誰に言い訳しているんだ)
はい、この丸板を治具にしようという作戦です。 にしても、やっぱりかなりムリがあるように思うよなぁ。。。
でもまぁ、考えてばかりいても始まらないので、切り出したフープを切断しちゃいましょう。 …にしても直角に切断するってムズカシイ。
直角に切断できるように、ガイドとなる板を取り付けて…
これに沿うようにノコギリで丁寧にゆっくりと切断。
原物を測定して計算してみると 170 mm 短くすればピッタリっぽいので、プリンタでゲージを作って板に貼り付け。 これに合わせてもう一方も同じ方法で切断。
ひとまず思ったようには切れました。
でも、ちょっと曲げてみると、 かな〜〜〜り硬い。うん、硬いよ〜〜 (T_T)
仕方ないので(ダメ元で)お風呂に浸けて柔らかくする作戦にしました。(って、柔らかくなるのか? つか、楽器を水に浸けてちゃっていいのか?)
3時間程度お風呂に浸けて、最後に熱めの湯船に浸けたあと、無理やりジグに取り付け。 ラチェット付きの荷造りバンドでグイグイ締め付けちゃいました。
一見すると良さげに見えますが問題山積。 シェルの継ぎ目の部分ははがれちゃうし(左のコンビニ袋の部分=一応、タイトボンドを流しこんではあるけど…)、半分折れちゃってる箇所もあるし。 そもそも、ジグを外したら元のカタチに戻るだけなんじゃね?
でもまぁ、お湯(つか、水)に浸けたことで若干は柔らかくなっていた(ように思う)ので、このまま放置して乾燥すればある程度クセが着くかもしれない…という淡い期待を抱きつつ、本日の作業を完了しました。(う〜〜ん、多分ダメだと思う orz)
Posted: 05/25/2014