13インチバスドラムの製作(7) | comino Records
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13インチバスドラムの製作(7)

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相変わらず進捗は思わしくないんですが、この連休に少し時間を作ることが出来たので、ちょっとだけ進捗しました。
作業的には、そろそろ『ボンド、パテ系の工程』は完了と思われます。 そんなワケで、100均木工パテで修正した部分も仕上げの段階です。 まずは “すが入った” 部分の仕上げ。
作業を開始してわかったンだけど、ちょっとパテを盛りすぎちゃったっぽいです。 この100均木工パテはエポキシ系なので、乾燥しても “痩せない” んですね。 しかも、完全乾燥するとかなり硬い。 いや、硬いのは良いコトなんだろうけど、盛り過ぎちゃったモンだから余分なパテを削るのがタイヘン。 本体を削らないように注意しながら、筋状の溝の部分だけにパテを残してなんとか削り落としました。 その後、320番のペーパーで仕上げ。
っで、こんな(↓)感じ。 触った感じはスベスベ。 見た目もほぼ(シロートレベルだけど)カンペキでしょう。
もう一箇所、カバリングを剥がした時に盛大にチップしちゃった部分(写真なし)。 ここも同様に盛りすぎちゃってました。 (エポキシ系)パテってのは、塗りこんだら余計な部分はヘラである程度そぎ落としたほうが後処理がラクだということを学習しました(今更ながら…)。
この部分は、エッジの近くだから一層慎重に作業。 この部分もチップしちゃった部分だけパテを残して仕上げました。
こちらも触った感じはスベスベ。 なかなかイイ感じじゃね?(自画自賛)
あとは、塗装工程に向けて、全体をヤスリがけ。 今回はひとまず320番のペーパーを使用しました。 実は今まで本格的な塗装なんてやったこと無かったから、ウェブで仕入れた付け焼き刃の知識だけで勝負っす。
サンディングペーパーは100均で売っていた5枚セットになったモノを使用しました。 使用した感じは遜色ナシだと思われます。 安いからケチケチ使わないで済むのが良いですね。
曲げわっぱ…っじゃなかった、ウッドフープも同様に320番で下地処理。 一時はダメかと思ったけど、なんとかここまで漕ぎ着けました。 とは言え、あちこち切った張ったのフランケン状態ではありますが。。。
さて次は塗装工程なんだけど、バスドラムとして使用するためのハードウェア(“足” など)を取り付ける関係から、追加の穴あけ作業を行う必要があります。 これは塗装前にやっつけちゃおうと思っていました。 とは言え、穴あけ位置などは出たとこ勝負の現物合わせなので、ひとまず仮組みしてみたい。
っとなると、ハードウェア(ラグ等の金属パーツ)の磨き作業をやっつける必要がありますね、ってなワケで、木工はひとまず置いといて『サビとり、金属みがき』作業に着手。 基本的にハードウェアは元から付いていた部品を流用します。 経費削減!
で、今回は100均で調達したサビとりを試してみます。
ついでに、汚れ落としシートも100均で調達。
「金属みがき」は、いつもピカールを使うんだけど、今回はこんなモノ(↓)を購入してみました。「ワタをちぎってこするだけ!」ってのが気に入った。 楽器にも使っていいみたいだし。 これは近くのホムセンで購入。
パカって開けるとこんな感じ。ちぎってみると、ワタは少し湿っていてコンパウンドが混ざっている感じでした。
さて、まずは KURE CRC5-56 をタップリと吹きかけてサビを浮かせます。 ドラマーって、地味にサビとり作業って多いんだよね。 スタンドとか、ラグとか、錆びやすいパーツが多いですからね(ま、使った後キチンとクロスで拭くなどの手入れをすれば良いんだろうけど…)。
思ったよりもサビがヒドイので、CRC5-56 に漬け込んでから真鍮ブラシでゴシゴシ(ホントはあんまり良くないと思うけど)。
続いて、100均金属みがきと汚れ落としシートを使って細部のサビ落とし。
届かない部分は綿棒なんかを使ってキレイにしました。 幸い内部はあんまりサビていませんでした。
で、最後は「ワタをちぎってこするだけ!」ってヤツで磨き作業。 結構使い勝手は良い感じ。
念のため内部をブレーキ・クリーナーで洗浄&古いグリスの脱脂。 これでだいぶキレイになりました。
続いて、テンションボルトを取り付ける「ラグナット」の部分のサビとり。 これもキョーレツにサビてます。 ちいさな部品なので、写真のようにテンションボルトに取り付けた状態で真鍮ブラシでゴシゴシ。
続いて、100均金属みがきと汚れ落としシートを使って細部のサビ落としと磨き作業。 部品が小さいからやりにくい〜。
これも最後は「ワタをちぎってこするだけ!」ってヤツで磨き作業。 細かい部分も磨きやすいですね。
てなワケで、ビフォー(↓)…
アフター(↓)。
そもそも、かなり雑に扱われていた個体と思われ傷も多かった。 その上にサビもヒドイ状態だったので、さすがに『新品同様にピカピカ』はとーてー無理。 でも『ていねいに使ってきた部品』くらいにまでは復活したんじゃないかな。
とまぁ、こんな感じですが、このドラムは6テンションなので、この部品が12個あります。 ええ、例によって根性のいる作業なんです(汗)
あとはもう勢いに任せてテンションボルトもサビ落とし。 これも割合小さな部品だから作業性はあまり良くないです。
右側がビフォー、左側がアフター。 写真は省略しましたが、一応磨き作業まで行いました。
ええ、もちろんコレも12本。 根気と根性が必要です。で、こんな(↓)感じ。 これなら遜色ないですね。
最後に、タムホルダーもサビを落として磨き上げました。 このくらいの大きさだと作業はむしろやりやすい。 1個しかないしね。
ちなみに、本来タムホルダーはタムタムをスタンドにマウントするためのハードウェアなんですが、今回はコレにシンバルホルダー等を取り付けて使用できればと考えております。
っというワケで、磨き作業を終えていよいよ仮組み作業に突入したんですが、いきなり問題発覚。
テンションボルトが短くてとどかないじゃないか〜〜い (T_T)
せっかくテンションボルトのサビ落とし&磨きやったのに…。 でもまぁ、ちょっと考えればスグに気がつくよね。 てなワケで、長いテンションボルトを購入するってコトで本日の作業は終了っ。 orz
Posted: 09/16/2014