13インチバスドラムの製作(2) | comino Records
upcoming !
 

13インチバスドラムの製作(2)

banner
さて、今回はウッドフープの切り出しに挑戦。 ここからは自分にとっては本格的(?)な木工作業であります。 平日の昼間はなかなかまとまった時間が作れないので、休日に出来るだけキリの良いトコロまで進めたい。 ということで、今回は「ウッドフープ」の切り出し工程。 先般の通り、今回のポイントはキチンとウッドフープを装着するってコト。 YD-5000 の16インチフロアタムからウッドリムを切り出すってなミッションです。
とは言え、ウッドフープなんて今まで作ったこと無いし、ひとまず手持ちのバスドラム(Gretsch New Classic 18 inch)のウッドフープの幅を測定。 ほぼ 40 mm って感じなのね。 ホントはインチで測定するべきなのかも知れないけど、まぁ、だいたいで問題ないっしょ (^^ゞ
とは言え、16インチフロアタムから『幅 40 mm の輪っか』を正確に切り出すって結構ムズカシイす。 いろいろ検討した結果、作業台にノコギリを固定して、フロアタムの方を動かして切断する方法を採用しました。 100 均で調達したクランプと端材を使って、作業台から 40 mm 程度浮かせた状態でノコギリを固定。 100 均のクランプも結構使えるね。
こんな感じでセッティング。 重要なのは同じ幅で切り出すってコト。 正確に 40 mm じゃなきゃダメってことも無いだろうし、最終的にサンドペーパーで仕上げることも想定して、若干余裕をみて固定。 (というか、手持ちの端材の組み合わせで、これが一番 40 mm に近かったってハナシなんだけどね)
後はフロアタムをノコギリに押し当てながら、作業台の上でぐるぐる回転。
お! なかなかいい感じでノコギリの跡が付いてますね。
とは言え、このまま切断するまではさすがにムリ。 程よくノコギリの溝が掘れたところで、後はフツウに鋸引き。 道具のせいにはしたくないけど、やっぱりもう少し良いノコギリが欲しいなぁ。 というか、こういう “輪っぱ” モノの加工ってムズカシイっすね。 鋸引くにしても足を掛けられないし。
多少チップした部分もありますが、それでも思ったよりもいい感じで切断できました。 ウッドフープは前後2本必要なので、フロアタムの両サイドから切り出しました。(残りは今後のウッドフープ用の素材として使おうかな)
続いて、作業台にサンドペーパーを固定し、その上で切断面をスリスリ。 結構いい感じで面が仕上がるね。
この段階で、内側に塗られているゾラコートを剥がします。 最初は溶剤を使おうかな?とも思ったんだけど、見た感じ結構ぶ厚く塗ってありそうだし、「剥がす」というより「伸ばす」という感じになりそうな悪寒がしたので、ここは物理的に削り取ることにしました。(そもそもゾラコートってどんな塗料なの?)
ところがコレが想定外の重労働。 思った以上にゾラコートが厚塗りされていて、しかも結構硬い。 ひたすら忍の一文字でペーパーがけ。
ついでに、カバリングを固定してあった接着剤の剥がし作業。 接着剤(というか両面テープ?)はベタベタしてるので、サンドペーパーではなくスクレーパーを使ってこそげ取りますた。
ゾラコートはベアリングエッジの部分にも塗装されていたので、この部分は金ヤスリで削り取りつつ成形。 YD-5000 って材はよく判んないけど(ベニアかなにか?)、結構柔らかいので気を付けて作業しないと削り過ぎちゃうわ。
で、最終的にこんな感じ。 シロートが初めて作業したワリには、まぁまぁかな?(わかりにくいけど)
ひとまず片方のウッドフープ(右側)の切り出しは完了。 サンドペーパーの在庫が無くなっちゃったので、もう一方のウッドフープ(左側)は未完です。 ペーパーがけなら平日夜とかでもチマチマ作業できるしね。
てなワケで、今回はゾラコートとの戦いが想定外の重労働。 肩痛ぇ〜〜。 今日はコレから Joe-Go のライブなのに大丈夫か?>自分
Posted: 05/25/2014