13インチバスドラムの製作(9) | comino Records
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13インチバスドラムの製作(9)

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さて、最後にパテ盛りした、フットペダルストラップの “逃げ” 部分も完全乾燥しました。 ウッドフープはホントに柔い状態なので、これ以上チップさせないよう慎重にヤスリがけ。 まぁ、なんとかイメージ通りのカタチには出来たと思います。 っというワケで、やっと最終工程 〜 塗装工程に突入です。
今までは、DIY で自作したちょっとした家具っぽいものの塗装(ペンキ塗るだけとか、ステイン塗るだけとか)しかやったことがなかったんで、本格的… っというか、楽器の塗装なんて初めて。 でも、今はウェブで検索すればいろいろと情報だけは入手出来ますね。 とは言え、楽器の塗装関係だと圧倒的にギターが多いけど。 まぁ人口も多いだろうしね。
総じて言えるコトは、下地作りの大切さのようですね。 それと、焦らずシッカリと乾燥を待って次の工程に進むってこと。 というワケで、改めて360番のペーパーを使用して、ウッドフープ、シェル本体を最終調整しました。
んで、まずは「との粉」を使って導管の目止めをします。 との粉なんて、中学校の技術・家庭の授業の時に使って以来かも。
今回は、ウッドフープの素材だったフロアタムも、本体シェルの素材だったタムタムも、カバリング仕上げの楽器を使用したから、そもそも材の表面はあまり良いとは言えません。 導管の凹みもかな〜りあります。 なので、との粉で出来るだけ平滑にしようという極まっとうな工法です。
とは言え、こんなコトでもホムセンで散々悩みました。 どの色が適当なのかとか良く判らないし。 ひとまず見た感じで「黄」を選択。 ほぼ同じような系列の色で良かったかも。
それと水の分量も結構悩む。 一応取説では『との粉:水=約1:1が目安ですが、木目や導管の太さによっては、との粉を多めにしてください』とのこと。 ひとまず1:1で割ってみたものの、感覚的にシャブい感じ。 もうちょっとトロい方がいいかな〜、なんていろいろ調整しているうちに、大量の「との粉水溶液」を作ってしまいますた (^^ゞ
で、早速塗装…というか、目止めを開始。 ついでに、塗装時の刷毛操作のイメージトレーニングと、塗装の順番等の検討も。 特にウッドフープは全面を塗装するから、どこを持って塗装するのがいいのか?とか、乾燥させる時はどうやって置くか?とか。。う〜ん、結構悩むね。
続いて、取説に従い『生乾き程度になったら、丸めた綿布で、ら線を描きながら木目にすり込み、余分なとの粉は拭きとって下さい』の工程。 見た感じ(↓)まぁ生乾き程度かな…ってところですり込み作業を行いました。 作業は、ほ〜ぼ泥んこ遊び状態になっちゃうので撮影は無理でした。
そして、十分乾いたところで余計なとの粉を拭き取ります。 あまりていねいに拭き取り過ぎるとせっかく導管に詰まったとの粉まで拭き取っちゃうから、このへんの手加減…というか、止めどころってのが難しい感じ。 それと、取説には『1回で、目止めが不十分なときには、もう一度くりかえしてください』なんて書いてあるけど、肝心の『目止めが不十分』なのかの判断ができない。
っというワケで、ひとまず全工程を3回行ってみました。 回数に特に意味は無いです。 そして、これがどの程度効果があったのか。 正直見た目ではよく判んない (^^ゞ
そして、続く塗装は屋内での作業となるため場所を確保。 当分地味な作業が続くと思われます。
Posted:10/01/2014