13インチバスドラムの製作(5) | comino Records
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13インチバスドラムの製作(5)

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基本的に木工系の作業場は玄関先。 当然エアコンなんか無いから、この季節はキビシイです。 さて、気合を入れて作業に取り掛かりましょう。それにしても暑い…
まずは、先週手当をして乾燥待ちだった部分の確認。
まぁ、ギリギリ許せる範囲で固まっているようです。 タイトボンドがはみ出しちゃってる部分もあるけど、最終的にサンディングで仕上げれば問題無いと思われます(よね?)。
…のは良かったんだけど、仮止めに使ったガムテープが溶けちゃってベットリ状態。 余計な仕事が増えちゃったわ…。
ガムテープのベタベタを丁寧に除去して、やっと接着作業。タイトボンドをタップリ付けて…
テープで仮止め。 今回はベトベトが残らないように、ポリエチレン養生テープを使用しました。
デープだけだと隙間が空いちゃうので、ポリエチレンフィルム(つか、コンビニ袋)で養生してからラチェット付きの荷造りバンドで固定しますた。
更に念のため、当て木をしてからクランプで固定。 ま、ここまでやれば大丈夫でしょう。 あとは完全乾燥を待つだけ。
乾燥待ちの時間は出来るだけまとめたいので、懸案だったシェル部の “すが入った” 部分を補修してみます。
木工パテなんて使ったことないんだけど、今回はコスパ重視で100均で入手した「木工エポキシパテ」を使うことにしました。(つか、量的に安いのか高いのかよく判んないけど)
取り出してみるとこんな感じ。 必要な分だけナイフで切り出して練り練り。 けっこうエポキシ臭がキツイっすね、これ。
『作業時間1分以内』なんて書いてあると、ついつい焦っちゃうんだけど、パテを隙間部分に練り込んでみました。 こんな感じでいいのかしらん
そんなワケで、一晩放置。 タイトボンドも完全に硬化したようなので、クランプやら荷造りバンドやらを外してみました。 (許容範囲だけど)ひずみもあるし、ほんのちょっとサイズが小さくなっちゃったンだけど、、、
ひとまず、輪っからしきモノは出来ました。
とは言え、接合した部分はタイトボンドで固定しただけだから、なんとなく強度的に不安。 なんだかんだ言ってもバスドラムですから。 演奏は足(ペダル)だし、本番中にウッドフープ崩壊じゃシャレにならんですからね。 というワケで、少しでも強度を増すために薄板で補強することにしました。
厚みはこんな感じ。 この厚み分だけフープを削って、薄板をタイトボンドで貼り合わせようという作戦です。
というワケで、薄板を貼り付ける部分をヤスリで削ります。 っというか、この作業、想像していたよりタイヘンだよ。 木工用のヤスリって持っていないので金工用のヤスリを使っているせいなのかな?
細工ノコギリなんかも駆使しして、なんとかイメージしていた感じに仕上げました(かなり雑だけど (^^ゞ。
薄板をあてがってみるとこんな感じ。 貼り付けた後、余分な部分を削り落とす予定です(なんかタイヘンそうな悪寒)。
そんなワケで、タイトボンドをタップリ塗って…
当て木とクランプを2組使用して圧着!
ついでに、隙間が埋まらなかった部分をウッドパテで補修。
もちろん、上記の作業は2本分。 たぶんこれで『ボンド、パテ系の乾燥待ち工程』は最後だと思われます。
ひとまず、今回の作業はここまで。 またもや完全乾燥を待ちましょう(待ちが多いね)。 接合部の補強として貼り付けた薄板がいい感じで仕上がるといいんだけど… ヤスリがけとかタイヘンそうだなぁ。
Posted: 07/27/2014