KC5@広尾 明治屋 & LOCO BLEND@パラダイスロード
2010/04/18 archives:ライブネタ
今日は昨日と打って変わって春らしい陽気。 庭のハナミズキも満開。 今日はダブルヘッダーで、昼は広尾アザレアフェアのイベントに出演するカンザスシティバンド(デキシーランドジャズバージョン)のライブ観戦、夜は北浦和パラダイスロードでの LOCO BLEND さんのライブ観戦です。
まずは広尾に移動。 到着したのは12時ちょっと過ぎ。 最初のステージが始まる時間くらいでした。
ステージは広尾プラザ入り口近くのローズギャラリー特設ステージ。 場所的にはなかなか良いんだけど、日当たり的には正直ちょっとイマイチ。 今日は暖かくていいけど、後でハナシを聞いてみたら、昨日はかなーり寒くてステージでの演奏はそうとうキビシかったそうです。 お疲れさまです。 ご苦労さまです。 確かに昨日の『御葉波会』も、ほとんど寒さとの戦いの中で酒を呑んでいたようなモンだったからね。
さて、今回のKC5はデキシージャズバンドスタイル。 バンジョーの吉原さんに加え、ドラムは竹内さん、ベースは小林さんというパーソネル。 今回初めて拝見させて頂きましたが皆さん職人ぞろい。 すばらしい。 ドラマーの小生的には、やはり竹内さんのドラミングに眼が行ってしまいました。
また、小粋なドラムセットにもやられちゃいました。 特にキャニスタースローン=筒イスってのが渋い! その昔、小生も Pearl の古いセットを持っていたんですが、ソレに付いていたのもキャニスタースローン。 中にスタンド類を収納できたりと案外機能的だったりするんだけど、当然高さの調整は出来ないし、当時は『なんか、古くさくてダサイよな〜』なんて思っていました。 でも、こうして年月を経てから観てみると、逆にカッコ良く見えてくるから不思議なもんであります。(捨てなきゃよかった(涙))
今回のイベント、元々はマイミクの “りこった” ちゃんから教えてもらったモノ。 本質的には広尾プラザの販促イベントです。 ワンステージ30分+休憩30分のセットが5セット。 そんなワケで休憩時間には広尾プラザ内の明治屋でお買い物。 これで一応貢献したことにはなったかな?(汗)。(カンザスシティバンドのビデオはもう一本あります)
カンザスシティバンドが休憩中の30分は “対岸” の広尾ガーデン側で『The Nashville Band』さんの演奏が交互に行われます。 下田さんもオススメということだったので、そちらの方も観にいってみました。
んで、コッチもすばらしい。 ずっと好きでやっているんだろうなと思わせる円熟のプレイを堪能。 また観ているお客さんも気合いが入っている。 かぶり付きで観ている方たちは漏れなくテンガロンハットにウェスタンブーツ。 やるなぁ。 しかもコチラ側は “対岸” なので非常に日当たりも良い感じでした。 やっぱりJAZZは日陰の音楽なのか(汗)。
結局5ステージすべてを堪能した後いったん帰宅。 今度は北浦和パラダイスロードで行われる LOCO BLEND さんのライブを観戦に出発であります。 今回は省略しちゃいますが、もちろん気付けはペントハウス(笑)。 開演時間の20分前くらいにパラダイスロードに到着。
店のドアを開けてみると、なんかいつもと雰囲気が違う。っというか、すでに満員御礼。
LOCO BLEND さんは今回初めて見るんですが、メンバーの(というかピン)よっちゃんは、同じ北浦和のライブバーで、今年から 『北浦和みんなでSWING FESTIVAL』 の会場になる 『レイドバック』 のマスター。 『レイドバック』 には、何回か鬼頭アニキのライブを観に行ったことがあったんですが、この際だからお近づきの印に、てなコトも兼ね、今回のライブ観戦に相成ったのであります。
そんなワケでパラダイスロードはレイドバック勢のお客さんで埋め尽くされていたのでありましょう。 ひとまずカウンター席を観てみるとパラダイスロード勢の知ったお顔が2名ほど。 そんなワケで今回はカウンター席を確保。
んで、このカウンター席に座るとステージの機材が良くわかるんだけど、ちょっと観てみるとこんな感じ。
今までパラダイスロードさんで観ているミュージシャンの人とはひと味違ったデジタルな機材が。 機材マニアの筆者としては、ちょっと反応(いや、だいぶ反応)。 見る人が見ればわかるんですが、いわゆるループサンプラーまである(しかも2台)。 これでどんな音楽をやるのか?
ほどなくライブスタート。 最初はスライド。 機材の印象とは打って変わって心地よいサウンド。
MCではバンドメンバー = 機材を次々と紹介。 ちゃんと “名前” もあるワケで(笑)。 …なんて書くと、なんか引きこもり系なマルチトラッカーヲタクみたいな印象を受けるかもしれないけど、彼の場合はきっちりエンターテインメントしているのがすばらしいのです。 しかも、デジタル機材だけでなく、バスドラムやシタールなどを演奏したり、ゲストでジャンベの TSUYOSHI さんが加わるなど、すっかり楽しませて頂きました。 このアプローチ、アリです。 すばらしい。 影響されやすい筆者としては、すっかり気に入ってしまいましたよ。
しかも、今回は Ustream 経由でストリーミングライブとして配信しているという念の入れよう。 これは完全に参りました。
そんなワケで、いつもとはひと味違ったバーライブを楽しませていただきました。 いわゆる楽器フェア的なデモ演奏でしか観たことがなかったループサンプラー。 こうしたカタチで、楽しくエンターテインメントとして “実用” している方を初めて観ることが出来たのも思わぬ収穫でした。
Posted: 05/24/2010