北浦和の夜 / 小林創ソロライブ
2010/03/22 archives:ライブネタ
さて今日はお待ちかね小林 創さんのソロパフォーマンス。 地元パラダイスロードでのライブデイであります。 前回のソロライブは年初のペントハウス。 最近はカンザスシティバンドでお見かけする機会が少なくなったから、楽しみにしておりました。
今回は旧友のmizちゃん、ウチのカミさん、小生というメンバー。 北浦和駅に待ち合わせをして、まずはおなじみ北浦和ペントハウスで “気付飲み” で御座います。 mizちゃんとは久々にクルマのハナシで盛り上がりました。 例によって時間と酔いが良い塩梅になって来たトコロでパラダイスロードに移動開始。
店の前でフライヤーを確認していると「cominoさん!」と声をかけられました。 今年1月の小林さんソロライブ@ペントハウスの時に知り合ってマイミク化した地元S大の女の子 naka ちゃんでした。 今回、パラダイスロードにも応援に駆けつけたそうです。 彼女の後輩の男の子(なかなかイケメン)も程なく到着。
開演の30分前には着きましたが、さすが小林さんのソロライブ。既にたくさんのお客さん達がつめかけておりました。 もちろんKAMINさんもいつものポジションでスタンバイOK。 同じ席に失礼させていただきました(つかもう、最近はここが指定席になっちゃってます)。
次第にお客さんも増え、既に場内は満員御礼。 まずは、フルーツバスケットの石岡 美保子さんがアコーディオンを携えて登場。 本日のオープニングアクトを務めてくれます。 これはオトク! 『スタイル・ミュゼット』など3曲ほど演奏を楽しませて頂きました。
さて、ほどなく小林さん登場。「まだやる曲は決まっていない」なんてつぶやきながらがも … いきなりアップテンポなストライドピアノでご挨拶。 初っぱなから “うなり” も全快です。 短いMCに続いて『Basin Street Blues』を演奏。 すばらしい。
小林さん、今日は6時半に着てピアノの調律をしていたそうです。 てのも、ここパラダイスロードのヤノピはヘビー級のホンキートンク。 弾いている間にも狂ってくるようなアリサマ(笑)。「当時もこんな感じだったのではないでしょうか?ある意味リアルです」ってこんな状況をも楽しんでしまう小林さん、さすがです。「調律が狂わないうちに美しめの曲を」ということで『Just A Gigolo』をスローテンポで演奏。 渋い。 続いて『Honeysuckle Rose』の演奏ではお客さんも思わず手拍子。 小林さんも “うなり” 全快でノリノリ。 やっぱりスゴイです、このドライブ感。 ここで第1部終了。
休憩時間にはKAMINさんと「すげー!」とか「やられたー!」とか(笑)。 いっつも同じことばっかり言ってますが、本当にスゴイんだから仕方がないんです。
程なく美保子ちゃんがステージに。 第2部のオープニングアクトスタートです。 まずは改めてアコーディオンのお話。大阪の老舗『ソハマミュージック』で楽器を購入された経緯を披露。 美保子ちゃん特有の生真面目な中にもホンワカした感じのMCが楽しいです。 曲の方は『真実のミュゼットワルツ』に続き『Douce Joie/甘い喜び』を演奏。 すばらしい。 ここでしばし質問コーナー。 お客さん(筆者含)からはアコーディオンに着いている様々なボタンに関する質問等が。 デモ演奏も含めて丁寧に教えていただき、タイヘン楽しく勉強させていただきました。
さて『ビア樽ポルカ』をお客さんと楽しく手拍子で盛り上がって小林さんにバトンタッチと思いきや、小林さんも自分のアコーディオンを持参しているとのこと。美保子ちゃんと『Alexander's Ragtime Band』でアコーディオンバトルが始まりました。 これまた楽しい! 既に会場も最高潮。
さて、ここから小林さんの第2部スタート。 まずは美保子ちゃんのミュゼットつながりということでフランスの曲『My Man』を甘~い感じで。 続いては『My Monday Date』を演奏。 客席大歓声! いや~カッチョいい! 続く『I Got It Bad』もミディアムテンポでガッツリ骨太な演奏を聞かせてくれます。
さてお次はお客さんからリクエスト。 Burt Bacharachのナンバーから、なんと『Close to You』。 この曲を “アーシー” なピアノでストライドスタイルで演奏したらどんな感じになるのか? という実験です(笑)
ピアノのチューニングをして(笑)「どうなんのかな?」なんて言いながら演奏が始まりましたが、さすが小林さん、すっかり自分のモノになってます。 すばらしい! こんな『Close to You』はなかなか聞けませんわ。
ピアノのチューニングをして(笑)「どうなんのかな?」なんて言いながら演奏が始まりましたが、さすが小林さん、すっかり自分のモノになってます。 すばらしい! こんな『Close to You』はなかなか聞けませんわ。
っと、ここで小林さんから拙者のイントロダクションが。 ええ、今回もセッションさせて頂きました。 しっかし小林さんMCでプレッシャー掛けすぎですよ~(汗)。 てなワケで、まずは『Paper Moon』を演奏。 セッションさせて頂くと、小林さんのグルーブが今までに増してビシビシ伝わってくるんですよね~。 これがタマランわけなんです。
次は美保子ちゃんもセッションに参加。しかし、キー … というかチューニングの問題が。 ええ、ただでさえチューニングハンマーで調整しながら演奏するピアノですから(汗)。 でも行ってまえ!ってコトで『On the Sunny Side of the Street』を演奏。 KAMINさんから「キーは大丈夫!いける!いける」との声が。 そしてこのメンバーで『Crazy Rhythms』を演奏したところで第2部終了。 いや~盛り上がりました。 予定時間をだいぶ過ぎてしまったようです。
幕間に常連さんとも話しに花が咲き、あっと言う間に第3部のオープニングアクトが始まります。 美保子ちゃん、本日最後のオープニングアクトは甘い感じで『さくらんぼの実る頃』を叙情豊かに演奏。 そして第3部がスタート。
まずは『Where or When』をしっとりと演奏。 続いて賛美歌を2曲続けて演奏。 これがスゴイ。 いやスゴイとしか言いようがない。
さて、その後は筆者も参加して『Tea for Two』を演奏。 しっかし、思わず拙者「Two for Tea」なんて言っちまったもんだから、突っ込みまくられました(笑)。
続いて『Ain't Misbehavin' ~ 浮気はやめて』を演奏した後は、美保子ちゃんも参加して『When the Saints Go Marching In』を演奏。 小林さんも歌声を披露。 もちろんお客さんも大合唱。 定番と言えばそれまでだけど、やっぱり良いです、トラディショナル。 当然アンコール! でも、残念ながら時間の関係から美保子ちゃんは撤収。
美保子ちゃんにさよならして、最後の曲は『My Blue Heaven』。これまた最後の最後にまたやられちゃいました! 大喝采の中、北浦和パラダイスロードの夜は更けてゆくのでありました。
そんなワケで、筆者の酔いどれドラムセッションも含めて小林さんを堪能出来た夜でした。 いや~、毎度のコトながら、マジで楽しかった〜。 すごかった〜。 これだからバーライブ通いは止められないワケで。
Posted: 04/16/10