以前使用していたiWebベースのブログから、現在のcomino Recordsへの移行準備を行っていた今年の9月〜10月。実はこの時期、タイミングを逸してしまいネタのアップが出来なかったけど、北浦和系ミュージックシーン（笑）へのデビューも果たすことも出来ました。まぁ、デビューとはいっても、我が地元の気骨あるミュージシャン、鬼頭つぐる氏のパラダイスロードでのライブに、ゲストととして数曲セッションさせて頂いただけなんですけどね。

当日の様子はboogie66氏のブログに詳しくレポートされているので、詳細はソチラを参照していただくとして、久しぶりに緊張したのを覚えております（汗）。基本、鬼頭さんのライブを観に来たお客さんの前で演奏することになるワケだから半端なコトはできない、ってんで少々肩に力が入りすぎてしまいました。当日応援団として参加してくれた、mizさん、姫さん（と彼氏）、Nakagenさん、boogie66ちゃん、そして鬼頭さん、本当に有り難うございました。

そんなワケで、大晦日ネタとして、ブログ引っ越しの時期に埋もれちゃったネタをちょっとだけアップしてみます。

さて、その鬼頭さんのライブの2日後の9月22日（火曜日）。カミさんとペントハウスのライブデイに遊びに行きました。この日の出演は、松本耕司さん(tb.)、菊池一成さん(b.)、後藤光作さん(bjo.)のトリオ。

幕間に松本さんとお話ししていたら、おぼろげながら我々のこと（北浦和スウィングフェスの観戦）を覚えていてくれたらしく、ちょっとウレシかったっす。んで…

松本さん :	今週の日曜日（9月27日）にもパラダイスロードでライブをやるんですよ。
小生 :	マスターから聞いています。遊びに行きたと思っていたんですけど。
松本さん :	是非遊びに来てくださいね。

…てなことで、その日はライブを堪能して帰りました。

さて、その9月27日（日曜日）。前々日の金曜日に布団を思いっきりはいで寝てしまったらしく、土曜日に起きたら喉がガラガラ。夏風邪（？）をひいてしまった模様。翌土曜日は大事をとって早めに寝たんだけど、日曜日になってもそれほど良くなっていませんでした。

この日、昼間は浦和駅東口パルコ前広場で行われた『サイタマが世界の中心だ！』という野外ライブイベント（？）に、鬼頭さんや、茶乱坊さんが出演するというコトだったので（まぁひとまず熱は出ていないし）応援に行ってきました。

終演後、体調もよくないし、一旦帰宅。パラダイスロードに行くかどうか迷ったんだけど、結局“酒抜き”を前提にライブに行く事にしました。

パラダイスロードに到着すると、カレー屋さん『さらじゅ』のおやじさんや、ブラッディマリーのマスターなんかも遊びに来ていました。それと『フルーツバスケット』の石岡さんも。そーいえば、この頃からよくお会いするようになった気がします。

行ってから知ったんだけど、この日のバンジョーは坂本誠さん。ええ、今年の北浦和スウィングフェスで松本さんのグループで演奏していた和製ロバートデニーロ（言い過ぎ？）風な風貌と渋いボーカルを聴かせてくれる、あのおじさんです。ある意味ラッキー…なんて感じでライブはアットホームな感じで非常に楽しかったですわ。

…ってな感じで楽しんでいると、マスターが小生のとこに来て「cominoさん。今日はブラシやらないの？」ってニヤリ。いや〜、さすがにいいよ〜。心の準備出来ないし（汗）。応援団も今日はカミさん一人だし。ヤバいよ絶対。それにほら、今日はカゼで調子悪いし…。

第1部が終わって、さっそく松本さんが拙者のテーブルに来てくれました。先日のペントハウスでのライブの話や、新宿のトラッドジャズフェスティバルの話など、楽しく歓談できて最高でしたわ（これがきっかけで後にトロンボーンサミットを観に行ったり…）。風邪をおして来た甲斐があったというもんだ。

んで、松本さん、第2部の準備に席を立たれるとき「あ、そういえば、ドラムをやられるんですよね？ セッションしましょう！」だって（汗）。げっ、マスター言っちゃったんかよ〜。
本人から言われちゃうとなぁ。断るのもなんだかアレだし「いやぁ。オレなんかシロートですし…」みないな返事しか出来なかったんだけど…。

そして第2部スタート。内容は抜群に楽しかったんだけど、予想は的中して「さて、セッションです！」ってな感じでやっぱりドラムを演奏することになってしまったのであります。

いやぁ、緊張しましたよ。でもまぁ、定番なジャズだったのと、カゼのせいでアルコール抜きだったのが幸いして、演奏は思ったよりもヒドくはなかったと思います（たぶん…）。でも、「ソロだけはカンベンしてください」って演奏前に言ったのに、フォーバース（4小節づつソロを廻す掛け合い）でドラムソロが回ってきて、結局それだけでは済まずフルコーラス分のドラムソロを余儀なくされました（正直これには参った（涙）ネタがねーよ、ブラシだけじゃ（涙））。

ってなワケで、ひとまず1曲だけでしたが、非常に良い経験をしましたわ。でも、ピアノの山本琢さんや、ベースの寺門和宜さんに「うん！スウィングしていたよ！」って賛美（社交辞令）を受けながら握手が出来たのは非常にウレシかったです。
他のお客さんからも暖かい拍手を頂き、突然の2回目のデビュー（？）はなんとか終わりましたとさ。

それから3週間後の10月18日（日曜日）。この日は地元『和浦酒場弐』で鬼頭さんのライブデイ。しかも、ブラッディーマリーのマスターのデビューライブもあるということだったので応援に行ってきました。

地元（自宅から歩いて5分くらい）の居酒屋でライブってのもなかなか新鮮で楽しかったですわ。基本、居酒屋なのでつまみも酒もうまいしね。

ただ、同日パラダイスロードではパワフルなストライドピアノで人気の小林創ちゃんのソロライブだったのです。微妙に開演時間がずれていたので、鬼頭さんにはタイヘン申し訳なかったけど、第2部の途中で中座して、北浦和パラダイスロードへ。

この日は創ちゃんオススメの女性ベーシストとのデュオ。かなりマニアックなライブ。期待してパラダイスロードに駆けつけると、ステージ正面にスネアドラムとブラシが既にセッティング済みじゃぁないですかぁ（汗）。勘弁してくれよ〜。みたいな。既につぐるちゃんのライブで85％位はでき上がっていたので、さらにキビシイっすよ〜。

んで、結局1部で2曲。2部で3曲くらいゲストで演奏しちゃいましたよ。でも正直、めちゃくちゃ楽しかったですわ。
ただ、最後のほうだとフォーバースでネタが無くなっちゃって、酔いに任せて破れかぶれの「スキャット・ドラム（って何？）」プレイ（笑）。もう、恥ずかしくて＆怖くて音源聞けません（汗）。

詳細はワタクシのライブレポの師。KAMINさんのライブレポをご覧ください。

まぁそれはともかく、この日のライブは強力でしたよ。もちろん小林さんのパワフルでスイング感抜群のストライドピアノをイヤというほど堪能出来たのはもちろんのこと、ベースの栗ちゃん（栗山和果さん）のプレイがまたスバラシイ。ほとんど生音。指だけでガンガン響いてくるベース。ものすごいパワフルです。

とまぁ、今年はホントに音楽三昧であったと同時に、試練の年でもあったワケであります。ドラム道。来年はもっと精進する所存であります。

さて、そんなワケで、これから『パラダイスロード』のカウントダウンライブに行ってきます。
みなさま良いお年をお迎えください。