なんていいお客 | comino Records
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なんていいお客

さて、プチ・プレ夏休み2日目はひとまず買い物とか雑事を済ませて終了。んで、翌21日。この日は今年で第4回目になる『東京うたの日コンサート』の最終日。 カンザスシティバンド “KC10 ビッグバンドスペシャル”のデビュー戦の日であります。コレは観に行かない手は無い。ってなワケで、あらかじめ予約しておきました。
なんて良いお客!!(いや、マジで)
場所は渋谷の7th floorというライブハウス。むかし、渋谷ON AIRがあったところ向かい。つか、今でもON AIRなんでしょうかね? なんだか西と東があるみたいだし。まぁ、とにかくソコのAMPMがあるビルの7階で18:00会場とのこと。 昼間はちょっと時間があったので、地元で映画を観てから渋谷に移動。『ハゲタカ』を観てきましたわ。ええ、なかなか面白かったですよ。 ま、映画のハナシは置いといて、うまい具合に雨もほぼあがった状態になったので、少し早めに渋谷に移動。
TULLY'S でちょっと休憩がてら、ちょっとだけ仕事の電話をしに表に出ると、ばったりKC10御一行様と遭遇。「いや、どーも! でわのちほど!」ってな感じで軽く挨拶。 時間も良い頃合になったので、ひとまず7th floorに入って一杯やりながら待つことにしました。 おっとその前に、1階のAMPMで予備の電池を購入。 ええ、今回はキッチリ録音しますよ。 ビッグバンドスペシャルですからね。 愛器R-09のバッテリもフル充電だけど、やっぱり予備は必要ですわ。(って、ハッキリ言い切っちゃっていいのか?(汗)。ええ、もちろん個人で楽しむ範囲ですよ、個人で。)
さて、オープニングアクトはアコーディオン弾き語りの北島華子さん。 しっとりとした歌声に癒されますなぁ。 お店のほうで用意したんでしょうか、ステージサイドの電気スタンドが設えられたレトロなソファにちょこんと座って演奏するお姿もステキです(ご本人曰く、演奏しにくいとのコトでしたが)。電気スタンドをパチンと灯して演奏開始、なんて演出もなかなか気が利いてますなぁ。
オープニングアクトに続いて、本日最初のバンド。『黒船レディと銀星楽団』の皆さん。実はあらかじめ YouTube でチェックしていたんだけど、これがまた非常に拙者の琴線に触れるサウンドだったんですが…、ええ、やっぱりしっかり彼らの世界にハマってしまいました。

キュートなボーカルに、オシャレで小粋なアレンジ。 もちろんCDは購入して来ましたぜ。 あれ、ドラムはカンザスシティーバンドの大澤公則クンが…っと、このバンドでは「チェルシー王子」でしたね(笑)。大活躍ぢゃないですかぁ。 さて、幕間に先ほどの北島華子さんの演奏をはさんで、いよいよ真打ち登場! カンザスシティーバンドKC10ビッグバンドスペシャルの登場だぁ。
う〜〜〜ん! 昭和キャバレーのハコバンを思わせる、こてこてのアレンジと暑苦しいサウンド!(笑) たまりませんわ!! しかも新曲ばかり。…とは言ってもここ一ヶ月で4回目ですからね、彼らを見るのは。もう、すべて覚えちゃいましたよ。 しっかし、アレンジ最高っすね! 下田さん、さすがです。 もちろん、ホーンセクションの面々もスバラシイ。

ギターの河野文彦さん。いや、お若いのにやりますなぁ。 トレモロの効いたソロに完璧にやられちゃいました。
アルトのJAZZY金井雅史さんも渋すぎ! やーさんかよって思わせる風貌もさることながら、年期の入ったソロにシビレまくりでした。 昭和の名曲「黄昏のビギン」でのソロでは、拙者もう完全に涙目でしたよ。 ここは『赤坂ミカド』かよ、みたいな!
2曲のアンコール … でも、まだリハーサルが済んでいない(?)、あるいはメンフがあがっていない(?)ということもあるらしく、既出の曲を2曲再演、も含み、約1時間半のステージを堪能いたしました。 この日は、あくまでも“デビュー戦”というコトもあり、リハーサルもまだ1回しかやっていないとのコトでしたが、まったくそんな事は感じさせないスバラシイ演奏でした。 こりゃ、本番講演ではスゴイことになりそうな予感。 興味のあるかたは是非とも本番講演に遊びに行ってくだされ。 そんなわけで、帰宅後さっそく、秘密裏に録音した音源を音源を聞いてみると結構いい感じで収録されている! 今週に入ってから、愛用のiMacを使ってライブアルバム風に仕上げながら、改めてKC10のサウンドを堪能しております。 なんていいお客!
北島華子 (vo.,acc.)
  • 「黒船レディ」・・・・・・・・水林 史 (vo.)
  • 「リリー婦人」・・・・・・・・廣田ゆり (Pf.)
  • 「セニョ〜ル・モリコ」・・・・古森 貞之 (g.)
  • 「クリスタル卿」・・・・・・・玉木 勝 (b.)
  • 「チェルシー王子」・・・・・・大澤 公則 (dr.)
(リンクを見つけられなかった方、申し訳けありませんでした)