菊川の夜 / Mitch ニューオリンズ・ナイト | comino Records
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菊川の夜 / Mitch ニューオリンズ・ナイト

さて今日は 『新宿 春の楽しいジャズ祭り』 ですっかりお気に入りになってしまったトランペッター Mitch さんのライブデイ。 ピアノはお馴染み小林さん。 コイツは観に行かないワケにいきません。
今日はたまたま会社がお休みだったのでなおさら好都合。 そんなワケで、ランチは前から気になっていた地元の 『割烹 千代田』 で 『麦とろバイキング』 を堪能することにしました。
『千代田』 さんは、旧中山道から少し奥に入ったところにある割烹。 “浦和宿” の面影を残すなかなか風情のある割烹です。
ランチタイムに営業しているのは上記写真の左側の “離れ”。 たぶん、土蔵かなんかを改築したんだと思われます。 写真左側に少しだけ移っているのが母屋の割烹。 コチラの方はちょっと敷居が高いです(ご予算の方も)。
基本的にバイキングなんで食べ放題。 美味しいのでおかわりしてガンガン食ったら腹パンになってしまいましたわ(笑)。
さて、今日のハコは菊川にある 『なあ〜じゅ』 というライブバー。 初めておじゃまするお店なんだけど、この菊川という場所は小生の地元からだと乗り継ぎが悪くて結構行きづらい。 ひとまず行きは御徒町経由で大江戸線、新宿線を乗り継いで行くことにしてみました。
『麦とろバイキング』 を少々食べ過ぎてしまったので、上野駅で下車して御徒町駅までアメ横を散策して腹ごなし。 ぜんぜん関係ないけど、アメ横入り口付近のヨドバシで iPad を初めて触ってみました。 かな〜り欲しくなってしまった(笑)。
そんなワケで、御徒町から大江戸線、新宿線を乗り継いで菊川に到着。 正直、この行き方はイマイチ。 大江戸線の乗り換えがメンドウでした。
ひとまず初めてのハコなので場所だけ確認して、まずはお店の前にあった 『味助』 さんで “気付け呑み”。 結構渋い感じの居酒屋さんでした。
ひとまず、生ビールでノドを潤してから即座に日本酒に突入。 つまみも軽いものを中心に。 ええ、この時点でもまだ腹パン状態でしたから(笑)。
時間もよい頃合いになったので、会計を済ませて早速 『なあ〜じゅ』 さんに入店。 なかなかいい感じのライブバーであります。
開場時間直後というコトもあって一番乗り。 メンバーの方たちはリハーサル(あるいはセッティング)が終わった直後の様子。 まずは小林さんにご挨拶。 Mitch さんと、ドラムの永田さんにも 『新宿春のジャズ祭り』 のハナシをきっかけとしてご挨拶させていただきました。
向かいの『味助』で一杯ひっかけてきたハナシを小林さんにすると、
小林さん: 「どんな感じの店でした?」
小生: 「うん、なかなかいい感じの店だったよ」
リハーサルが終了した彼らは、マスターに “作戦会議” に行ってくると告げ、早速出掛けて行きました(笑)。
さて、このお店のマスターは、“むかしや今松師匠” 浦和寄席で知り合いになった、通人 Togari さんのマージャン仲間。 そんなコトもあって、開演時間までの間、マスターとは Togari さんハナシで盛り上がってしまいました。 そもそもマスターも気さくな感じの粋人って感じでした。
客席も程良く埋まり、開演時間を少々すぎた頃、メンバーが “作戦会議” から帰還。 さっそくライブスタートです。
『新宿 春の楽しいジャズ祭り』 以来、Mitch さんを拝見するのは今回で2度目。 やっぱりこの方ヤバいです。 演奏が始まるやいなや、会場はニューオリンズのライブバーと化しました (行ったことないけど)。 すばらしい。
Mitch さんは椅子に座って演奏するスタイル。 このふてぶてしい感じ(失礼)がまたカッコいいんだよな。
もちろん、ピアノはストライドピアノでおなじみの創ちゃん。 今回はピアノの真横からの “かぶりつき席” だったのでガンガンきます。 いつものことながら強力! もうね、序盤から小生も雄叫び全開でありました。
ベースは今回初めて拝見する工藤精さん。 しっかりしたタッチで永田さんとのコンビネーションもいい感じ。 メロディアスなソロもたっぷり堪能させて頂きました。
そしてドラマーはもちろん永田充康さん。 ええ、この方がすばらしいんですよ。 一人セカンドライン。 抜群の躍動感なんですよね。 案外大きな音量で演奏しているんだと思うんだけど、ぜんぜんうるさく感じない。 むしろバランスは絶妙でグルーブ感がガンガン伝わってくる。 永田さん、すばらしすぎます。 しっかり勉強させて頂きます。
さて、1stステージでは『Big Butter And Egg Man』、『Stardust』 などのスタンダードナンバーを堪能させていただきました。
ワタクシ、1st ステージの段階ですでに雄叫びすぎてノドがガラガラ。 そんなことだからアルコールもよけいに進むというもんであります。 これが楽しいんだよね。
しかも今回、小生からはややはなれた客席にも、かなーり気合いの入った雄叫びストが観戦されておりました。 こーゆー人がいるとさらに楽しくなるってもんであります。
そんなワケなので、幕間には雄叫びストの彼と乾杯することになったのは言うまでもありません。 千葉から参戦のO氏(だったと思う(汗))。 「やっぱり雄叫びは重要だよな!」 などと酔っぱらいの会話で意気投合。 盛り上がったのであります。
さて、そんなことをしているうちに 2nd ステージスタート。 初っぱなから熱〜い 『St. James Infirmary』 を演奏。 さすがニューオリンズナイト! この曲好きなんですよね〜 ってなワケで “勝手にPV” ということでアップしちゃいました。 白熱の演奏もさることながら、客席では雄叫び合戦が(汗)。
う〜ん、ここからが!ってところでフェードアウト。 ぜんぜん尺に収まり切りませんでした(最近は最長で15分までアップロードできるようになりましたが…それでも収まりきらなかったけど)。 ハイ、続きはライブバーに足を運んで頂いて、直に体感して頂くことをオススメいたします
ハジメちゃんも絶好調! いつもより多めに “うなって” おられました。 ステージ後半ではファンキーなナンバーも演奏。 コレ系のピアノソロって初めて聴きましたが、これまた良かったですわ。
そしてステージも終盤。 まずはこの名曲を。 Mitch さん、ヴォーカルもいいんですよね。 ってなワケで、雄叫びがうるさくて恥ずかしいんですけど…
最終的におなじみセインツでステージも客席も一体となって盛り上がりました。 ええ、雄叫びまくりましたけどなにか?
いや〜、マジでスゴかったです。 終演後は雄叫びストO氏やメンバーの方たちと歓談。 Mitch さんは関西を中心として活動されている関係から、次回 “来日” は秋頃の予定らしいです。 今から待ち遠しいっす。
気がつけば、時間は終電間際。 小林さんのハナシによれば、岩本町経由で秋葉原で乗り換えた方がラクらしいです。 次回はそのルートで来よっと。 そんなワケで小林さんと一緒に終電車に揺られて帰還しましたとさ。
Posted: 08/14/2010