北浦和の夜 / 鬼頭つぐるナイト | comino Records
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北浦和の夜 / 鬼頭つぐるナイト

今日は地元パラダイスロードにて、これまた地元の気骨あるミュージシャン、鬼頭つぐるさんのライブデイ。 しかもアニキの4枚目のアルバム『tsuguroots』のレコ発ライブだ。 例によってcomi-Kenツアーで応援に行ってきた。
今回は、相棒のBoogie66ちゃん、旧友であり音圧ある雄叫びで定評のある しゃーちゃん、そしてウチのカミさんと筆者の4人で観戦だ。 例によって “気付け呑み” 会場ペントハウスからスタートである。
筆者、ここンところ生業の方が忙しく、休日出勤は当たり前の状態。 北浦和駅で待ち合わせしてから “気付け呑み” に突入する予定だったのだが、筆者は仕事場から直接ペントハウスに向かう。 少し遅れて店に着くと既に盛り上がっておる。
今回しゃーちゃんは横浜からの参戦だ。 よって終電の関係からライブは途中退場せざるを得ない。 その分、気付け呑みの段階からノリは絶好調だ。 氏は前日サムズアップで行われた『なぎら健壱 なんだかんだで40執念!』を観戦してきたらしく、まずはその報告を受ける。 また氏とは学生時代に一緒にバンドで活動していたこともあり、その当時の話でひとしきり盛り上がったのであった。

さて、時刻も酔いもいい感じ。 早速パラダイスロードに向かう。
店内に入ると既にお馴染みの常連さんが集まっている。 例によってKAMINさんの指定席の横に陣取る。 っと、ステージを観ると筆者のカクテルドラムがセッティングされているではないか…。 まぁ、ここンところパラダイスロードに置きっぱなしにしているのは筆者の方なんですけどね(単に持って帰るのがメンドクサい、…というか酔っぱらっちゃって持って帰ることが出来ないだけナンですけど…)。
さて例によってゆるい感じでライブスタート。 まずは『Singin' in the Rain』から。 ラグタイムギタースタイルのイントロダクション、鬼頭さんの日本語歌詞が心を打つ。 ざわついた会場が一気にアニキの世界に引き込まれる。 短いMCに続いて、オリジナル曲『扉のむこう』を演奏。
ここで新譜発売の告知。 まぁ、今日集まっているお客さんはみんな知っているだろうけどね(笑) ちなみにアルバムタイトル『tsuguroots』は、ここパラダイスロードのマスターが名付け親なんだそうだ(オヤジギャグすれすれ?(笑))。 基本的にはカバーアルバムなのだが、唯一セルフカバーとして収録されている『川を越えて行こうよ』を演奏。 独特の疾走感。 鬼頭さんのオリジナルの中でも好きな曲だ。 ファーストアルバムに収録されているバンドバージョンも良いが、この弾き語りバージョンのほうが個人的には好きだ。 例によって「君の作った弁当でも持って!」のタイミングで雄叫び!
MCでは常連さんとの絡みも緩くて楽しい。 これぞバーライブ。 これが良いのだ。 続いて『小さな竹の橋の下で〜On A Little Bamboo Bridge』を演奏。 もちろん日本語歌詞。 口(くち)トロンボーンもいい感じ。 しかし「On A 〜」なのに「橋の下で」なのかね、ってなハナシに続いてお馴染み『It Don't Mean a Thing』、『Everybody Love My Baby』のメドレー。 熱い演奏に会場は一気に盛り上がる。
ショコターン!
鬼頭さん 今年もですか…
場内 爆笑
「ショコターン」って? ええ、これについては実際にライブを見にきた際にお訪ねください(汗)。
この雰囲気のまま一気にオリジナル曲『悩みがないのがおいらの悩み』で会場は手拍子で一体化、大合唱だ。 しかし単なる大合唱ではない。 キチンとハモって大合唱って点が鬼頭さんのライブなのだ(なのか?)。
そして1部最後の曲は『Life is a Music〜音楽のある暮らし』。 ゆったりしたレゲエ系のグルーブにニュートラルな歌詞。 筆者の大好きな曲だ。 とうぜんアルコールの摂取速度も加速するワケである。
さて第2部に向けて、オープニングアクトをつとめるのは砂風(さぶ)さん。 まずは『What a wonderful Wold』を披露。 砂風さんは声質が好きなんだよね。 ビミョーにカタカナ発音の英語歌詞も味があるし。 続いてオリジナル曲の『こんな仕事いやだ』を演奏。 熱い演奏、シニカルな歌詞に会場も盛り上がる。 続いてオリジナルのバラードをしっとりと演奏して、オープニングアクト終了。 お疲れさまでした。
幕間にはしゃーちゃんと昔話に盛り上がる。 そして鬼頭さんが演奏の準備。 第2部スタート。 ギターをつま弾きながら、新譜『tsuguroots』制作にまつわるハナシで会場を和ませた後『夢で逢いましょう』をしっとりと。 いい雰囲気じゃぁないですか。 続いて新曲のバラードを披露。 これまたしっとりと歌いあげる。 マジいいっすね〜〜。 気に入りました(曲名がわからんが)。
次は『六辻水辺公園』。 ハーモニックス、キター! 一発目成功! 会場一気に盛り上がる(笑)。 なんだか完全に曲の方向性が変わってきてしまったような気もするが、楽しいからこれでいいのだ(のか?) 結局、3発目がビミョーではあったが、盛り上がったのは言うまでもない(笑)。
MCでは最近買ったアクオスのハナシ。 ゆるい感じでお客さんと会話のキャッチボールを楽しむ。 ホームでのライブならではである。 ここで『アクオスの曲』こと、Janis Joplin のナンバーから『Mercedes Benz』を絶唱! かっちょえー! もちろんアルバム収録曲である。 会場は雄叫びの嵐だ。
続いてお馴染みのゲストギタリスト TUSH さんを迎えて『Knockin' on Heavens Door』を演奏。 小生、途中失礼してトイレに行っている間に、ステージは佳境を迎える。 トイレから聞こえてきたのは『ちゃらんぽらんでへっちゃら』。 お、盛り上がってきたね。 っと思いながら席に戻ろうとすると、予想通りセッションタイム。 カクテルドラムでセッションだ!(う〜ん、でもこの曲ムズカシい(汗)) 間髪入れずに『MONKEY STOMPIN'』へとなだれ込む。 会場は手拍子、最高潮である。 拙者も酔っぱらいながらもカクテルドラムでついて行く。

ここで、しゃーちゃんタイムアップ。 残念だけど仕方ないね。 小生も席に戻る。 今回の小生の演奏、ウチのカミさんの評価はイマイチでした(涙)。 精進致します(汗)。 ライブの方は最終曲『家へ帰ろう』で大合唱。 いいねす〜〜。 至福の時ですな。
もちろんアンコール。 まずは “おかあさん” からのリクエスト曲『また会おう』をしっとりと演奏。 おかあさんもご満悦です。 そして最後にもう1曲『I Sing My Soul』を力強く演奏して、この日のレコ発ライブは終演を迎えた。
いや〜、やっぱりホームでのライブは楽しいですね〜〜。 元気をもらえます。 もちろんCDは購入。 そんなワケで、Boogie66ちゃんを北浦和駅まで送って帰還いたしました。
Posted: 04/03/10
Last updated: 04/05/10